継続して開催している「アート・コミュニケータ講座」今回はアートコミュニケーションの実践者でもあり、研究者でもある吉水由美子さんをお招きして、11月7日(金)は東京都美術館や川崎市のアート・コミュニケータの活動事例についてのお話。
11月8日(土)は、実際に対話型鑑賞を体験します。ファシリテーターを吉水さんが務められるので、ファシリテーションの学びにもなります!
ぜひ、ご参加ください!
アートと人はどのようにつながるか?
アート・コミュニケータを知ろう、対話型鑑賞を体験してみよう!
<アート・コミュニケータとは?〉
美術作品やその対話型鑑賞などを通して、人と作品、人と人、人と場所をつなげる人のこと。全国各地の美術館や地域からの募集に応じた市民が、その美術館や地域に適した方法で、美術館スタッフや行政職員と協働して活動しています。
<こんな方におすすめ>
・アートや美術館に興味がある方
・アートコミュニケーションのことを知りたい方、体験してみたい方
・アート・コミュニケータに興味がある市民の方、行政職員の方
<全2回開催(1回のみ参加もOK !)>
アートや美術鑑賞というと、ハードル高く感じてしまう方も多いかもしれません。アートをより気軽にかつ深く楽しめるように、対話型鑑賞などを通して、人と作品、人と人、人と場所(美術館や地域)をつなげるのが、アート・コミュニケータです。
今回は、東京都美術館のアート・コミュニケータ「とびラー」、川崎市のアート・コミュニケータ「ことラー」の事例を中心に、アートコミュニケーションの活動の実態を学び、その意味や役割を考えます。
【全2回講師】
吉水 由美子 さん
アートコミュニケーション実践者&研究者
立教大学卒業後、マーケティング会社での生活者研究を経て、2021年立教大学大学院社会デザイン研究科修了。東京都美術館「とびラー」(2020~2023年)、こと!こと?かわさきプロジェクト「ことラー」(2024年~現在)として、アートコミュニケーション活動を実践、成果を日本文化政策学会・日本アートマネジメント学会で研究・発表している。
【第1回 トーク&ダイアローグ】
アートコミュニケーションの現場から
ー東京都美術館と川崎市の事例を中心にー
「とびラー」は東京都美術館の企画展や敷地内を巡る建築ツアーを中心に、「ことラー」は川崎市内各区にある市民作品を含むアートを媒介に、活動しています。活動のフレームも対象とする作品も異なる、2つのアートコミュニケーション活動をご紹介するとともに、東京都や川崎市の文化政策との関連、各々の活動の意味や役割を考えます。
日 時:2025年11月7日(金) 18:30-20:30
会 場:Luff Fukui Work & Studio 3階スタジオ
(福井市順化1丁目15-29)
定 員:30名
参加費:500円
【第2回 ワークショップ】
対話型鑑賞を体験しよう
ーこの作品の中で何が起こっていますか?ー
対話型鑑賞(Visual Thinking Strategies)は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された、美術鑑賞のための教育プログラムです。「この作品の中で何が起こっていますか?」と案内役のファシリテーターが問いかけることで、鑑賞者の自発的なコメントを促すとともに、鑑賞者各々に異なる多様な視点を共有しながら鑑賞を深め、アートコミュニケーションを促します。
日 時:2025年11月8日(土) 13:00-15:30
会 場:福井県立美術館 2階 第4研修室
(福井市文京3丁目16-1)
定 員:15名
参加費:500円
【お申込はこちら】
Peatixよりお申込ください。
https://artcom2025.peatix.com
【お問い合わせ先】
アーツ&コミュニティふくい
E-mail:artsandcom.fukui@gmail.com
公式web:https://www.ascfukui.com
[主催] 福井県
[企画・運営] アーツ&コミュニティふくい
[助成] (一財)地域創造

